今月の安全運転のポイント 「死角の落とし穴」
交差点右折時の右後方死角
事例 右折時、対向車に気を取られ、その先の横断歩道の自転車を見落とし衝突
概要 A(中型トラック運転)は、信号交差点に差し掛かり、右折のため交差点中央で待機していた。
対向車がなかなか途切れなかったが、一瞬対向車が遠くにいる状況になり、Aは「今だ!」
とばかりに一気に右折し、その先の横断歩道を通過しようとした時、右から横断してきたB(自転車)
に気づかず衝突してしまった。
どういう落とし穴だったか
右折するため、対向車の動きに気を取られていた。対向車が一瞬途切れたので、右後方の確認を
しなかったため横断歩道の自転車を見落とした。
落とし穴に陥らない為に
右折する時は、待機中に横断歩道付近の状況を確認しておく。右折後、横断歩道の直前で
右後方と左の安全確認を行う。
ドライバーが気づかない右折時の右後方の死角。右折時に右後方を目視で確認する。
当社では毎月1日を安全の日と定め、安全朝礼と安全委員会を開いて生産現場、工事現場、運転中の
ヒヤリハット事例の発表と対策を話し合い、危険予知の共有と安全意識の高揚に努めています。
今回のメールマガジンの内容は安全運転講習会で話された内容です。
原稿担当:総務部:細田隆一