安全運転を維持するために、自分の運転を点検するためのチェックポイント
7項目を1項目ずつ7回に分けてシリーズで行います。
第6回.運転能力を過信して危険な行動をとることはありませんか
運転能力を過信すると、どのような状況でもハンドルやブレーキの操作で危険を
回避できると思い込み、対向車の直前を右折したり、スピードを出してカーブに
進入したり、車間距離を極端に詰めるなどの危険な運転をしがちです。
優れた運転能力とは、危険を潜り抜ける能力ではなく、危険を作り出さない能力
だと考えて、決して過信せず、周囲の車や歩行者に不安を感じさせない運転を
心掛けましょう。
私の体験談
今から10年ぐらい前の話です。私がT字路交差点で信号が黄色になったので停止
した際に大型トラックに追突されました。
こする程度で幸いけがはありませんでしたが、トラックの運転手は、黄色信号で
停止すると思わなかったと話していました。
道路交通法では黄色は「止まれ」の合図です。
思い込み運転はやめましょう。
参考資料(株)インターリスク総研 開発グループ
原稿担当:総務部 細田隆一