さて、今回は表層圧縮処理による表面強化杉材をご紹介させていただきます。
針葉樹の表面強化法である熱圧ロールプレスにより杉材の表面を圧縮加工により強化。
従来の杉材の風合い、美観、質感はそのままで表面強度・表面硬度・光沢・平滑性・防滑性・耐摩耗性が向上。
従来、柱材や天井材にしか使われなかった杉材が、床材・腰板・壁面にも利用が出来ます。
*製造方法*
予め、熱可塑性の水性樹脂に木材を含浸し、ロールプレスで圧縮処理を行い、
その後、人工乾燥後再び熱圧ロールプレスにより180℃で表層を10~20%圧縮加工。
用途によりウレタン塗装や特殊樹脂加工を行い、表面の性能はさらに向上。
※水性樹脂を使わずに素地を圧縮のみで硬化させることも出来ます。
*特徴*
表面の圧縮加工のみのため、比重の変化が少なく、処理前比重0.38に対し、処理後の比重は0.41~0.43で内部の比重が軽いので断熱効果に優れます。
写真だけでは、従来との違いがよく分からないのが残念ですが、実際の製品は、ロールプレス処理により、表面は超仕上以上の光沢が出ています。
また、節のバランスもよくて、羽目板に最適です。
表面をウレタン塗装したものは、これが杉材かと思うほどの表面の硬度があり、これだとすり傷やハイヒールのかかとによる押傷のヒールマークも付かず杉材をフローリング材にお使いいただけます。
*既製サイズ*
吉野杉熱圧本実 4000×110×15(8入)
〃 4000×160×30
取扱い品は、吉野材なので、既製品のサイズが4000mmで揃います。
価格も他産地ものに比べて格安です。
この商品は、機能・外観・価格どれをとってもお勧めだと思い、紹介させていただきました。
是非、お問合せください。
今回は長文になりましたが、最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
イメージ写真
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